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1.外為探求倶楽部の紹介
貿易立国である日本にとり為替動向は、政治、経済のあらゆる方面に、多大な影響を与えています。
日本の生命線を左右する為替動向も、輸出入業務関係者や金融関係者なら未だしも一般的な日常を送る私達に於いて、特に為替
動向を身に摘まされながら生活を強いられては居ないので、関心を払わずに過していると言うのが実情では、ないでしょうか。
金融ビックバン以来、規制緩和により為替取引も自由化され、我が国も遅ればせながら金融立国を目指し歩み始めたのですが、残念
ながら現状の個人の為替取引を見渡すと、資産運用の場として、社会的認知が成されているとは、必ずしも言い切れず、むしろ、個人
投資家の運用破綻から多くの社会問題と誤解を見出しているのが実情です。
諸々の要因は挙げられますが、そもそも、投資活動とは、相応の知識、自己決断、自己責任が要求され、目先の安易な気持ちで、行う
べき事業ではありません。
特に、個人の為替取引に付いて言えば個人レベルでの取引環境は歴史が浅く、相応の知識を得ようにも、一般投資家では、相応の
知識を見つけ出す事自体、相当に難しい、と言うのが現状です。
ヨ−ロッパ諸国を初め、特に、アメリカでは、金融に対する教育は、小学校より成され、株式売買の考え方迄、教えられている程です。
我が国、日本では、良い年をした大人でさえも「相場は博徒のする事」と言う程度の認識を示す場合が多く、金融に対する活用知識・
習熟度には雲泥の差が見られます。
現在、日本の置かれている状況は、産業構造の空洞化、少子高齢化、資産デフレ、年金問題、国家財政の危機と言う難問を抱え
ながら、新興工業国の追い上げに、対処していかなければ成りません。
『眠れる巨人達』が起き出し、一斉に資源を喰らい始めたならば、資源価格や穀物価格は暴騰し、更に、技術面でも追付いて来た際は、
日本の国際競争力は、見る影も無くなります。
80年代、ジャパン・マネ−が世界を席巻した時分、利益を『成金的遊興』等に充てるのでは無く、研究開発費や金融システムの充実に
充て、『利益に、利益を生ませる』と言う、金融的発想を持ち合わせ、実行して居たならば、今日の様な低迷も最小限で済みました。
技術力を駆使して、利益を上げても、金融面に脆さが在るならば、折角、稼ぎ上げた利益も、何時の間にか金融大国によって、吸い上げ
られてしまいます。
幸い、技術力と資金力に、余力は残されているので、今の内に世界的な産業構造の転換に対応し、更に、金融システムの充実を
図らば、資源小国日本も国際競争に、充分生き残れるものと、信じて居ます。
『日本は、諸外国に学ぶ物は無い』と傲慢に成っていましたが、再度、イギリスを初め金融先進国の素晴らしき所を、見習うべき時期が
到来したものと実感せずには、いられません。
この様な社会状況の中、日本の将来を悲観するばかりで無く、例え小さな力であると雖も、何か手立てが有るのでは無いかと言う思いより
『金融の活用』を実行すべく、この様な企画を思案し、少子高齢化、国家財政の危機、年金行政の諸問題、国際競争激化に伴う産業構造
転換等に備え、金融の活用と金融的発想で、将来に活路を見出せないかと模索し始めた所です。
『外為探求』と言うのは、冒頭でも、述べました様に、為替動向は私達の生活に関わる、資源、食料、産業、軍事、経済、国際関係、等々
あらゆる問題に、大きく反映し深く影響しています。
世界のあらゆる要因で、変動する為替動向に関心を持つ事は、世界に目を向ける事に、他成りません。
これならば、誰にでも始められる最初の小さな一歩ではないかと思うのです。
様々な情報や知識を紹介する事により、少しでも多くの方々に、金融・経済に対する関心を持って戴けたら、幸いであり、悪質な投資の
勧誘を目的としたものでは、ありません。
限界は、ありますが、出来る所まで、探求したいと思って居ます。
2004年5月14日 管理人 大太法師記
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